はじめに
トレードで負ける人に共通していること
FXで稼げない人の多くは、手法を知らないわけじゃありません。
ネットで調べれば手法なんていくらでも出てきますし、YouTubeを見れば無料で学べる環境だってあります。なのに大多数の人が負け続けている。
それはなぜか?
答えは明確で、手法の前にトレードに対する考え方がズレているからなんですね。
どんなに精度の高い手法を使っても、考え方が間違ったままでは機能しません。
このコンテンツを読み始める前に、まずここだけ理解してください。ここを読み飛ばして手法から入っても、後で必ず同じ壁にぶつかります。
相場は「確率」で動いている
FXに「絶対勝てる手法」は存在しません。
これはどんなプロトレーダーでも同じです。
勝率100%の手法はないですし、どんなにきれいなエントリーパターンでも、負けることは全然あります。
重要なのは1回1回のトレードの勝ち負けではなく、100回トレードしたときにトータルでプラスになっているかどうかです。
たとえば勝率が60%で、勝ちのときに20pips取れて、負けのときに10pipsで損切りできるとします。
100回やれば60回勝って40回負ける。
60×20=1200pips取れて、
40×10=400pipsを失う。
トータルで800pipsのプラス。
これがFXの本質です。
1回1回の勝ち負けに一喜一憂するのではなく、長い目でトータルのプラスを積み上げていく作業です。
なので1回の負けで「この手法が合わない」や「やり方が悪い」と判断するのは早すぎるわけでして、少なくとも30〜50回は同じ手法を使い続けて、結果を見るべきです。
それだけの回数をこなして初めて「機能しているかどうか」が見えてきます。
損切りができない人はトレードをしてはいけない
これはきつい言い方ですが、ハッキリ言い切れます。
「もう少し待てば戻るかもしれない」と思い、損切りを逃す。
これがトレーダーを破滅させる一番の原因です。
小さな損失を許容できずにそのままポジションを持ち続けた結果、取り返しのつかない損失になる。このパターンで退場していく人を何人も見てきました。
損切りはトレードにおける唯一のリスク管理手段です。
損切りができないということは、リスク管理ができないということです。
言い換えると、損切りができない人は自分の資金を守る手段を持っていない状態でトレードしていることになります。😱
私の教えるM200式では損切りの基準を明確に決めています。
「200EMAを実体で下抜けしたら切る」というシンプルなルールです。
その基準が来たら、感情を挟まずに切る。
含み損がいくらになっていても関係ない。基準が来たら切る。これを守れない場合、どんな手法を使っても長期的には負けます。
最初は損切りをするたびに悔しい気持ちになります。
「あと少し待てば戻ったのに」と思う場面も出てくるでしょう。
でも損切りは負けではないです。ルール通りに動けた、正しいトレードができたということです。
その積み重ねが長期的な安定につながります。
資金管理が手法より大事
これは多くの人が軽く見ているところです。
手法の勝率が60%あっても、1回のトレードに資金の50%をつぎ込んでいれば、2回連続で負けた時点で資金が4分の1になります。そこから回復するのは非常に難しい。
逆に手法の勝率が55%しかなくても、1回のトレードのリスクを資金の1〜2%に抑えていれば、連敗しても致命的なダメージを受けずに済みます。
1回のトレードで資金の何%をリスクにさらすか?
これを決めて守ることが、長く相場に居続けるための絶対条件です。詳しい計算方法はSTEP05の資金管理で解説します。
データを取り続ける
このコンテンツを読んで手法を理解しても、魔法のようにすぐ勝てるようにはなりません。
まず必要なのはデータを取りましょう。エントリーした日時・方向・結果・そのときの相場状況をメモしてください。携帯のメモで十分です。
このデータが溜まることで初めて「自分はどのパターンで勝てているのか」「どの場面で負けているのか」が見えてきます。データなしで手法だけ知っている状態は、設計図だけあって一度も建てたことがない大工と同じです。
また、連敗しても焦らず練習段階での連敗は「データ」です。
後の自分を支える材料になります。
・余計なエントリーをしないこと
・データを取り続けること
この2つだけ守れれば、確実に前進できます。
このコンテンツの使い方
STEP01から順番に読んでください。飛ばし読みは厳禁です
各STEPは前のSTEPの内容を前提に書いています。
特にSTEP02の環境認識はSTEP03以降の全てに関わります。ここを曖昧にしたまま進むと、手法の形は知っているけど使えないという状態になります。
読むだけで終わらせず、読んだ内容は実際にチャートを開いて確認するようにしましょう。
それを繰り返すことで初めてスキルは身につきます。
インプットとアウトプットをセットにすることを意識してください。