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【ゼロスプリング手法】利確・損切りの置き方を徹底解説

nakasato

エントリーできるようになったあと、多くの人が悩むのが「どこで利確・損切りをすればいいか」という問題です。

この記事ではゼロスプリング手法における利確・損切りの考え方を、ロングとショートそれぞれ詳しく解説します。

ロングの場合

損切りの置き方

損切りは直近安値の少し下に置きます。

具体的に見る場所は以下の3つです。

  • 反発したローソク足の安値
  • 直近のヒゲ先
  • 押し目を作った一番下の価格

この3つのどれかを下に抜けてしまうと、押し目買いの形が崩れたと判断できます。そのため損切り位置の基準として使います。

⚠️ 損切りは浅すぎると些細な値動きで刈られてしまいます。

イメージとして…

直近のヒゲの長さを参考にする

その時の相場のヒゲがだいたい50pipsなら、安値から50〜100pips下あたりに置くイメージです。要するに「普段の値動きの揺れ幅より少し外側」に置けばOKです。

損切りを浅く置いてしまった失敗例

初心者がよくやってしまうのが、損切りを直近安値ぴったりに置いてしまうケースです。

エントリー後に一時的に価格が下がり、直近安値にギリギリ触れてから反発するという動きはよくあります。

損切りを安値ぴったりに置いていると、その瞬間に損切りが執行されてしまい、その後の上昇に乗れないという最悪のパターンになります。

また損切り幅を「10pipsだけ」などと極端に浅くしてしまうケースも同様です。ゴールドは値動きが大きい銘柄のため、10〜20pips程度の揺れは日常的に起こります。浅すぎる損切りは「勝てるはずだったトレード」を負けにしてしまいます。

損切りは直近安値から必ず少し余裕を持たせて置くことを徹底してください。

利確の置き方

利確は2段階に分けるのがおすすめです。

① 最初の利確(半分を決済)

損切り幅に対して0.6〜0.8倍ほど上がった位置を目安にして、ポジションの半分を利確します。

例:損切り幅が50pipsの場合 → 30〜40pips上で半分決済

目的は「一部でも確実に利益を確保して、その後のトレードを楽にすること」です。全部を伸ばそうとすると、戻されて利益が消えることがあります。

② 残りの半分を伸ばす

残りの半分は損切り幅に対して2倍ほど伸びた位置を目安に利確します。

例:損切り幅が50pipsの場合 → 100pips上で残りを決済

上昇トレンドが継続している場合、この残り半分で大きな利益を狙います。

利確の目安にフィボナッチを使う

利確位置を決めるのが難しい場合、フィボナッチリトレースメントを使うと視覚的に分かりやすくなります。

TradingViewののツールバーから「フィボナッチ・リトレースメント」を選択。

ロングの場合、押し目からの反発でどこまで戻るかの目安として使います。

利確の目安

フィボナッチを引くと複数のラインが表示されます。ゼロスプリング手法では以下を目安にします。

  • 利確①の目安:38.2%〜50%ライン
  • 利確②の目安:61.8%〜100%ライン

押し目で一度下がった価格が反発してきたとき、まず38.2%〜50%付近で半分を利確し、残りは61.8%〜100%(直近高値)を目指して伸ばすイメージです。

⚠️ フィボナッチはあくまで目安です。必ずそこで止まるわけではないため、損切り幅の2倍ルールと併用しながら判断してください。

ショートの場合

ロングと考え方は全て逆になります。

損切りの置き方

損切りは直近高値の少し上に置きます。

具体的に見る場所は以下の3つです。

  • 反発したローソク足の高値
  • 直近のヒゲ先
  • 戻り目を作った一番上の価格

この3つのどれかを上に抜けてしまうと、戻り売りの形が崩れたと判断できます。

⚠️ ショートの損切りは高値の「少し上」に設定してください。

利確の目安にフィボナッチを使う(ショート)

ショートの場合は直近の高値をクリックしてそのまま安値までドラッグしてフィボナッチを引きます。

戻り売りのエントリー後、価格がどこまで下落するかの目安として使います。

  • 利確①の目安:61.8%ライン
  • 利確②の目安:100%ライン(直近安値)付近

戻り目から反落したあと、まず61.8%付近で半分を利確し、残りは100%(直近安値)を目指して伸ばすイメージです。

⚠️ フィボナッチはあくまで目安です。必ずそこで止まるわけではないため、損切り幅の2倍ルールと併用しながら判断してください。

損切りを浅く置いてしまった失敗例

ショートでも同様に、直近高値ぴったりに損切りを置いてしまうケースが多いです。

価格が一時的に高値に触れてから反落するという動きはよくあります。高値ぴったりに損切りを置いていると、その瞬間に損切りが執行されてしまい、その後の下落に乗れないという結果になります。

ショートでも損切りは直近高値から少し上に余裕を持たせて置くことを意識してください。

利確の置き方

ショートも同様に2段階に分けます。

① 最初の利確(半分を決済)

損切り幅に対して0.6〜0.8倍ほど下がった位置を目安にして、ポジションの半分を利確します。

例:損切り幅が50pipsの場合 → 30〜40pips下で半分決済

② 残りの半分を伸ばす

残りの半分は損切り幅に対して2倍ほど下がった位置を目安に利確します。

例:損切り幅が50pipsの場合 → 100pips下で残りを決済

下降トレンドが継続している場合、この残り半分で大きな利益を狙います。

リスクリワード比の考え方

リスクリワード比とは、損切り幅に対して利確幅がどれくらいあるかを示す比率のことです。

例えば損切り50pips・利確100pipsの場合、リスクリワード比は1:2になります。

この手法では最初の利確①と残り②を合わせると、平均的なリスクリワード比は1:1.3〜1:2程度になります。

リスクリワード比が重要な理由は、勝率が50%を下回っていても利益を出せる可能性があるからです。

例えばリスクリワード1:2で10回トレードした場合、4勝6敗でもこうなります。

  • 利益:4勝 × 100pips = 400pips
  • 損失:6敗 × 50pips = 300pips
  • 差引:+100pips

つまり勝率が低くても、リスクリワードを意識することで長期的にプラスを維持できます。最初から高い勝率を目指すより、1回の利益が1回の損失より大きくなる設計を意識することのほうが重要です。

【初心者向け】まずは固定値で管理してOK

チャートを見て損切りや利確を決めるのが難しい場合は、最初は固定値で管理しても構いません。

目安はこうです。

  • 損切り:エントリー価格から50pips
  • 利確:エントリー価格から100pips

ただし固定値は相場の動きの大きさを無視するため、相場によっては損切りが浅すぎたり利確が遠すぎたりすることがあります。慣れてきたら、直近の高値・安値を基準に設定するようにしてください。

まとめ

ロングショート
損切り直近安値の少し下直近高値の少し上
利確①損切り幅の0.6〜0.8倍上損切り幅の0.6〜0.8倍下
利確②損切り幅の2倍上損切り幅の2倍下
固定値(初心者)SL50pips・TP100pipsSL50pips・TP100pips

最初は固定値で50〜100回ほどトレードして、手法に慣れてから直近高値・安値ベースに移行するのがおすすめです。

リスクリワード比を意識することで、勝率が多少低くても長期的にプラスを維持できる設計になります。

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